日立化成、昭和電工に売却の深い理由
デジタル注力といいながら、日立グループとして、品質不正の対応が面倒になったことは否めません。
日立化成の品質不正を、ここで、もう一度おさらいしておきましょう。
名張事業所の鉛蓄電池で検査成績書に不適切な数値の記載を行っていたとのこと。
プレスリリースは、「不適切」という表現を多用してますが、わかりやすく言い換えれば、「改竄」でしょう。
このあと調査委員会が設置され、国内全事業所で不正が発覚、
さらに、子会社でも不正が発覚と、最終的には、以下の記事となりました。
どの企業も似たような定型語句にあふれた調査報告書を出していますが、
これは、調査を弁護士に依頼するからのようです。
長い報告書なので、なかなか読む気はしないと思いますが、
一度、まじめに通して見てみるのも興味深いと思います。
対策の難しさがよくわかると思います。
本日は以上です。