左近ノート

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株価時価総額ランキングを見てみよう その3

堂々の第1位はトヨタです。
その額なんと25兆円。
もはや帝国です。
トヨタに関して、こんな記事を見つけました。

www.sankei.com

主要取引先とのあいさつの場として恒例となっている年初の賀詞交換会「新年交礼会」を中止したとのことです。
取引先企業の負担を軽減するのが狙いとのこと。
さすがに、欠席するとトヨタからの注文が取れないとかは、ないでしょうね。
しかし、政府主催の桜を見る会みたいに、あんまり派手にやると、どこでどんな言いがかりを付けられるかわかりません。
リスク管理の問題から、中止を決めたのではないかと想像します。

また、記事の中には、こんな記述もありました。

このほか、トヨタの申し出により、協豊会と栄豊会は平成30年に、
トヨタ役員らへの中元や歳暮、昇進祝いなどを自粛するよう会員企業に要請しており、
トヨタは取引先の負担軽減に向けた慣例の見直しを進めている。

協豊会と栄豊会って、政治家の後援会組織みたいではあるが、
トヨタコンプライアンス遵守に一生懸命取り組んでいる証拠でしょう。
さもないと、どこかで関西電力のようになりかねません。
しかし、決して、記事にあるような、「取引先の負担軽減」が真の理由ではないと思う。
自社のコンプライアンス遵守と書くのが正直ではあるまいか。
いかにも相手を慮るような言い草はどうかと思うが、いい方向性だと思います。

今回で、この時価総額ランキングの話題は一旦終了します。